中国語がうまくなるために

中国語がうまくなるために

2007年から中国語を教えて10年以上になりました。
中国語を教えていく中、日々「どうしたら中国語がうまくできるのか」と自問しながら、色々な方法を考えたり、試したりしてきました。その中で私の経験を踏まえながら私なりに気づいたいくつかのポイントをピックアップしてみます。

授人以鱼不如授人以渔(「学ぶ方法」を学ぶ)
◆坚持就是力量(継続は力なり)
◆不断挑战(チャレンジし続ける)

◆授人以鱼不如授人以渔

中国語では「授人以鱼不如授人以渔」という諺があります。

授人以鱼不如授人以渔
意味は:人に授けるに魚を以ってするは、漁を以ってするに如かず。
直訳すれば:人には魚を与えるよりも魚の釣り方を教えてやる方が良い。

この諺は「学ぶ方法」の重要性を示唆し、自ら主体的に「学ぶ」との姿勢と「学ぶ方法」を学んでおかなければならないと考えます。

また、文部科学省によりますと、文部科学省が定めている教育課程の基準は10年に一度改正され、新しい学習指導要領は小学校は2020年、中学校2021年、高等学校は2022年からスタートされる見込みです。新しい指導要領の中には、「主体的・対話的で深い学ぶ(アクティブラーニング)」の視点から、「何を学ぶか」だけではなく、「どのように学ぶか」(学ぶ方法)も重視して授業を改善するそうです。

一粒中国語教室も「主体的・対話的で深い学ぶ(アクティブラーニング)」の視点から、「どのように学ぶか」(学ぶ方法)を重視して中国語授業を進むようにしています。
また中国語講師である李維娥が2018年8月、「アクティブラーニングで深い学びのデザイン」の講座を取り、修了しました。
今後の中国語レッスンに活かせるように様々な工夫をしていきたいと考えております。
中国語学習者の立場に立って役立つ新しい学習方法を見つけるために日々学んでいきます。

◆坚持就是力量(継続は力なり)

中国語学習者が中国語を学んでいる中で、
・どんな問題に直面するだろう、
・モチベーション維持のためにどうすればよいだろう、
・壁にぶつかっている時にどう乗り越えていけばよいのかなどなど
を中国語学習者と同じ立場に立って理解しあいたいので、
外国語である英語を勉強し始めました。

気が付けば、英語の学習時間は10000分(2019年2月末)になり、
言いたいことはある程度言えるようになった感じです。
母国語は中国語で、現在日常ではほどんど日本語を話している私ですが、
実は外国語を話すのが大の苦手でした。
日本語の勉強と言えば、学び始めたのは日系企業で働き始めた頃で、
その時も、現在の英語の勉強と似てて、目立った上達がなく、
ただただ時間をかけて、自分のペースでコツコツ毎日続いて勉強してきました。
日本語のラジオを聞いて知っている単語が出たときの喜びや、
日本のドラマを見て日本語がちょっとわかった時の感動は、
何年経ってもまるで昨日の出来事のように感じます。
こうして「学んで→聞いて⇒分かるものを探して⇒喜んで⇒学ぶ」との繰り返しでした。
また、機会がある限り、話してみる・使ってみることも積極的にやってきました。

このような小さな喜び一つ一つは私のここまでの成長に導いてきたと言えるかもしれません。
中国語の学習者にも、ぜひこの小さな喜びを増やしていけるように、そして一つ一つ繋がっていけることを願っています。

◆不断挑战(チャレンジし続ける)

私の英語学習の話は続きますが、絶えずチャレンジすることがとても良い学習方法ではないかなと最近特に思います。
しかし、状況に応じて、学習内容の難易度を分けて行った方がいいと思っております。
例えば、いつもより忙しい時、とても疲れる時には休むかもしくは自分の現在のレベルより簡単な学習内容、負担のない学習内容を選んで、楽学します。そうではない時は、現在より難しい内容を取り込んで「苦読」してみたりすることもお勧めです。

私は最近、「英語で学ぶマクロ経済」の講義を取ってみました。
分からない単語が多く、私にとっては難しい内容でしたが、結果「やりこなした!!!」っていう感じで、とっても達成感がありました。

この勉強は、難しいかったですが、下記のような方法で学習を進めてみました。
例えば:
一回目:
・分からなくてもまずは一度全体を通して読むこと
二回目:
・わからない単語は素早く辞書・或いはインターネットで調べる
・一度調べたモノは二度目の調べ手間をかかならないように何度も音読してできるだけ印象に残るようにしておくこと
・3回を読んでもわかない文章は飛ばして進めていくようにすること(前後の文章で後で簡単に理解できる場合があります)
三回目:
・時間を制限して全文を一度音読すること。
・課題は必ず余裕を持って出すこと。

結果
疲れる日も時間が充分に作れない日よくありましたが、課題を提出できた時、正解ができた時の喜びの方がはるかに大きいので、乗り越えました。
また、英語に対するアレルギーを払拭できて、英語を読むスピードも少し早くなったに違いないです。
これにチャレンジすることによって、学びが多い講座の一つになりました。

以上、これらの経験を中国語学習者の一助になれば、幸いでございます。

一粒中国語教室は、これからも中国語学習者ともとに、「中国語がうまくなるために」いろいろな実践学習を取り込んでいき、さらにその方法論を考えていきます。
それからも、中国語レッスンを行う際は、理論と実践を結びつけ、理論を実際と結びつけるように心がけてまいります